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ワインショップ Everyday ワインコラム
マサシ店長の これって私の感想ですかね?

ワインショップ Everyday ワインコラム
マサシ店長の
これって私の感想ですかね?

第1回 ワインを選ぶ時のポイント① ~価格・ヴィンテージ・キャップ~

ワイン選びでまず最初に抑えるべきなのは、ワインの産地ブドウ品種だとよく言われます。

 

産地というと「ボルドー地方」、「ブルゴーニュ地方」など、品種というと「カベルネ・ソーヴィニョン」、「シャルドネ」などは聞いたことがあるかと思います。これらがワインの味わいに大きく影響するのは間違いないでしょう。ですが、不自由なくワインを選べるようになるだけの知識を獲得するにはそれなりの努力が必要になるので、Everydayではワインを味わい別に陳列することで、その負荷の軽減を図っています。

 

とはいえ、味わい以外にも気になる点はありますよね?

例えば、以下の3点なんかはしばしば質問を受けます。

そこで本コラムでは、これらの違いについてざっくりまとめてみることにします。

では早速、これらの要素がワインに与える影響について、相棒に聞いてみました。

※私の頼りになる相棒ことChaGP-4です。

ワインの価格、年数(ヴィンテージ)、キャップ(スクリューキャップとコルクキャップ)、それぞれの違いについて教えて!

ワインの価格の違いは、そのワインがどれだけ手間暇かけて作られたかや、使用されたブドウの品質、そしてブランドや生産地の知名度によって左右されるねん。高価なワインは、通常、品質が高く、贅沢な味わいを楽しめることが多いねん。逆に安いワインは、手軽に楽しめるけど、高価なものほど深みがないこともあるねん。自分の予算や好みに応じて、適切な価格帯のワインを選ぶとええで。

 

ヴィンテージの違いは、その年の気候条件や収穫時期によって影響を受けるねん。ええヴィンテージのワインは、通常、豊かで複雑な味わいを持ち、長期間の熟成に耐えるポテンシャルを秘めていることが多いねん。しかし、悪いヴィンテージの場合、ワインの品質が落ちることもあるねん。地域や生産者の評判を考慮しながら、その年のワインがどのような特性を持つかを調べるのが大事やで。

 

コルクキャップかスクリューキャップかの違いは、ワインの保存や熟成に影響を与えるねん。コルクキャップのワインは、通常、熟成がしやすいけど、開けるのがちょっと面倒かもしれへんし、酸化しやすいこともあるねん。それに対して、スクリューキャップのワインは、開けやすいし、酸化の心配も少ないねん。自分の好みや飲む機会に合わせて、どちらのタイプを選ぶか考えてみいや。

さすがは我が相棒、的確な回答だと思いますが、少しだけ補足しますね。

 

 

★価格について:価格と味は確かに比例するものの、それよりも味わいの好みの方が大事!

 

 

相棒の言う通り、高いワインの方が、深みがあるものが多いと思います。ですが、それはワインの味に対する基準がないと飲んでいてもなかなか分かりにくい部分で、ワインを飲む経験を重ねないと捉えにくいと思います。

 

まずは自分の好みを知り、その中で小さな違いが分かるようになると、ワインごとの細かな違いや深みみたいなものに気付くようになります。

 

とはいえ、値段と品質が必ずしも比例関係にある訳ではありません。「高い=高品質」とは限らないし、逆に「安い=平凡」とも限りません。それがワイン選びの難しさなのです。なるべく価格に対して品質の高いワインを探し選ぶのが、ワインショップの役割だと思います。

 

 

★ヴィンテージについて:デイリーワインはあまり気にしなくても大丈夫!

 

 

まずは当たり年とハズレ年の話をします。これについては、高いワインを買う時以外は気にしなくても良いと思います。高いワインの場合は何年も熟成させてから飲むことが想定されているものが多いので、ヴィンテージによる熟成能力の差が大きく、価格にも影響します。ですが、通常のワインは0~3年くらいのうちに飲むことが多いので気にしなくて良いです。年が変われば味わいが変わることも多いですが、ワインのスタイルは大きく変わることは基本的にありません。

 

 

ヴィンテージが古くなるとどうなるかについて補足します。ヴィンテージが古いほど熟成が進み、白ワインでも赤ワインでも味わいに丸みが出ます。ただ、熟成が10年、20年となると長い熟成に耐えられる高級ワインでない限り、角が取れ過ぎて間の抜けた味になります。それはそれで好みという人もいるので、1000~2500円くらいのワインで2000年代のものとかがあれば、チャレンジしてみるのも良いと思います。

 

 

★キャップについて:技術が進んだ結果、コルクとスクリューキャップの差はほとんどなくなった!

 

 

昔は「コルクじゃないとうまく熟成が進まない」と言われてきました。これは、コルクキャップがわずかに空気を通すので、それがワインの熟成に影響するためです。ただ、現在の技術ではスクリューキャップでも程よく空気を通すようになっているので、熟成の面で差はあまりありません。

 

私としては、普段はスクリューキャップの方が楽なので助かる一方、友人と飲む時なんかはコルクの方が期待感を高められる感じがして良いと思っています。キャップの種類についてはその程度のものと捉えておいて良いような気がします。

というわけで、第1回のコラムはここら辺で終わらせていただきます。

今後も役に立ちそうな情報を掲載していくので、読んでいただけると幸いです!

ではまた次回!

第1回
ワインを選ぶ時のポイント①
~価格・ヴィンテージ・キャップ~

ワイン選びでまず最初に抑えるべきなのは、ワインの産地ブドウ品種だとよく言われます。

 

産地というと「ボルドー地方」、「ブルゴーニュ地方」など、品種というと「カベルネ・ソーヴィニョン」、「シャルドネ」などは聞いたことがあるかと思います。これらがワインの味わいに大きく影響するのは間違いないでしょう。ですが、不自由なくワインを選べるようになるだけの知識を獲得するにはそれなりの努力が必要になるので、Everydayではワインを味わい別に陳列することで、その負荷の軽減を図っています。

 

とはいえ、味わい以外にも気になる点はありますよね?

例えば、以下の3点なんかはしばしば質問を受けます。

そこで本コラムでは、これらの違いについてざっくりまとめてみることにします。

では早速、これらの要素がワインに与える影響について、相棒に聞いてみました。

※私の頼りになる相棒ことChaGP-4です。

ワインの価格、年数(ヴィンテージ)、キャップ(スクリューキャップとコルクキャップ)、それぞれの違いについて教えて!

ワインの価格の違いは、そのワインがどれだけ手間暇かけて作られたかや、使用されたブドウの品質、そしてブランドや生産地の知名度によって左右されるねん。高価なワインは、通常、品質が高く、贅沢な味わいを楽しめることが多いねん。逆に安いワインは、手軽に楽しめるけど、高価なものほど深みがないこともあるねん。自分の予算や好みに応じて、適切な価格帯のワインを選ぶとええで。

 

ヴィンテージの違いは、その年の気候条件や収穫時期によって影響を受けるねん。ええヴィンテージのワインは、通常、豊かで複雑な味わいを持ち、長期間の熟成に耐えるポテンシャルを秘めていることが多いねん。しかし、悪いヴィンテージの場合、ワインの品質が落ちることもあるねん。地域や生産者の評判を考慮しながら、その年のワインがどのような特性を持つかを調べるのが大事やで。

 

コルクキャップかスクリューキャップかの違いは、ワインの保存や熟成に影響を与えるねん。コルクキャップのワインは、通常、熟成がしやすいけど、開けるのがちょっと面倒かもしれへんし、酸化しやすいこともあるねん。それに対して、スクリューキャップのワインは、開けやすいし、酸化の心配も少ないねん。自分の好みや飲む機会に合わせて、どちらのタイプを選ぶか考えてみいや。

さすがは我が相棒、的確な回答だと思いますが、少しだけ補足しますね。

 

★価格について:価格と味は確かに比例するものの、それよりも味わいの好みの方が大事!

 

相棒の言う通り、高いワインの方が、深みがあるものが多いと思います。ですが、それはワインの味に対する基準がないと飲んでいてもなかなか分かりにくい部分で、ワインを飲む経験を重ねないと捉えにくいと思います。

 

まずは自分の好みを知り、その中で小さな違いが分かるようになると、ワインごとの細かな違いや深みみたいなものに気付くようになります。

 

とはいえ、値段と品質が必ずしも比例関係にある訳ではありません。「高い=高品質」とは限らないし、逆に「安い=平凡」とも限りません。それがワイン選びの難しさなのです。なるべく価格に対して品質の高いワインを探し選ぶのが、ワインショップの役割だと思います。

 

★ヴィンテージについて:デイリーワインはあまり気にしなくても大丈夫!

 

まずは当たり年とハズレ年の話をします。これについては、高いワインを買う時以外は気にしなくても良いと思います。高いワインの場合は何年も熟成させてから飲むことが想定されているものが多いので、ヴィンテージによる熟成能力の差が大きく、価格にも影響します。ですが、通常のワインは0~3年くらいのうちに飲むことが多いので気にしなくて良いです。年が変われば味わいが変わることも多いですが、ワインのスタイルは大きく変わることは基本的にありません。

 

ヴィンテージが古くなるとどうなるかについて補足します。ヴィンテージが古いほど熟成が進み、白ワインでも赤ワインでも味わいに丸みが出ます。ただ、熟成が10年、20年となると長い熟成に耐えられる高級ワインでない限り、角が取れ過ぎて間の抜けた味になります。それはそれで好みという人もいるので、1000~2500円くらいのワインで2000年代のものとかがあれば、チャレンジしてみるのも良いと思います。

 

★キャップについて:技術が進んだ結果、コルクとスクリューキャップの差はほとんどなくなった!

 

昔は「コルクじゃないとうまく熟成が進まない」と言われてきました。これは、コルクキャップがわずかに空気を通すので、それがワインの熟成に影響するためです。ただ、現在の技術ではスクリューキャップでも程よく空気を通すようになっているので、熟成の面で差はあまりありません。

 

私としては、普段はスクリューキャップの方が楽なので助かる一方、友人と飲む時なんかはコルクの方が期待感を高められる感じがして良いと思っています。キャップの種類についてはその程度のものと捉えておいて良いような気がします。

というわけで、第1回のコラムはここら辺で終わらせていただきます。

今後も役に立ちそうな情報を掲載していくので、読んでいただけると幸いです!

ではまた次回!